カセッテカバー

病室でポータブルＸ線撮影を行うには、患者さんの撮影部位の下にカセッテ（画像受像機）を挿入しなければなりません。
カセッテは非常に硬く、冷たいものです。
患者さんは苦痛、不快感を感じています。
撮影部位が胸部、腹部の場合には特に痛がります。
胸部、腰部などが湾曲している患者さんにとっては、なおさら辛いものです。
今回、開発した「ふっくらマット」には発泡ポリエチレンが入っており、カセッテの端をカバーします。
板の間や石の上のようなゴツゴツした上で寝ているような患者さんの不満が解消されます。
「ふっくらマット」には、カセッテのセンターが判るようにマーキングされていますので、撮影時の手助けになります。
表面はアルコール等で消毒できるため、清潔に繰り返し使用できます。タオル等を使うより、衛生的で経済的です。
燃やしてもダイオキシンが発生しない材質を使用しています。